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S×強気で恋になる

第53章 新鮮

と、突然、真一が横になった

「・・・真一?」
「・・・・・すぐ帰るから。仮眠させて・・なんか、身体怠くて・・・運転できそーにねぇ・・・。」

そう言って、軽く横になって目を閉じた真一のおでこを触ると少し熱くなっていた


やっぱり風邪か・・・

荷ほどき手伝ってくれてるときもどこか上の空だったしな。

俺が昔みたいに、看病してやるから
ゆっくり寝てていいよ

疲れたろ。
綺麗な顔・・・


本当に寝たのか、脱力しきっている
真一の頭に氷枕をおいてあげる

体の汗を拭いて、軽く布団をかける

そして、軽く頭を持ち上げ
夢の中なのかまだ寝ぼけてる真一の口をあけ
薬を飲ませて水を飲ませた

「っ、ん、・・・少ししたら・・・帰るから。15分したら、起こして・・・」

「俺とお前の中だろ。安心して寝てて。」


やり直せるかな、俺たち


そう思いながら、寝室を出た


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