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S×強気で恋になる

第47章 俺の甘え方


カランカランとレストランに入る

「慎吾さ、今度真一の飯食いにこいよ。うまいぞー。家庭料理。」
「家庭料理ってなに?ねぇ、純くん、それなにー?」
「家庭料理ってのは、・・・お母さんとかその人の味がある料理ってことだ。たぶん」
「・・・そーなんだ。」
「まあ、俺も大きくなるまで知らなかったから気にするな。だから、お前に教えてやろーと思って。真一の味うまいぞ?」
「食べたいー。アニキ作ってー!」
「・・・いいけど。待て。、俺のあだ名アニキか?」
「うん。俺ね、なんでも好きだから」
「慎吾、ほら、選びな?遠慮しなくていいからね。」

純平がメニューを渡すと慎吾が熱心にメニューを身始める


すると、純平がため息をついた

・・・なんだよ
そのため息は何ため息だ
このやろう!!

パッと目が合う

「・・・先に選んでいいよ。俺腹減ってないから。」
純平がもう一つのメニューを俺に差し出した
と同時に俺から目をそらし
慎吾に話しかける
「決まった?どれにするか、俺に教えて?」
「えっとね、このステーキ!」
「そんな大きいの食べんの?お前可愛いな。それはちょっと大きいから、こっちにしよーな?それでデザート食べたらちょうどいいよ。な?」
「うん!そしたら純くん半分こしよーね?」
「優しいな。そうしようね。・・・決まった?」
そう言って俺の方を見る

なんかこいつどーした?
冷めてるっーか
俺の考えすぎか?
なんか、純平が遠くなった気がする・・・

「え?あぁ・・・俺はこのステーキでいいや。」
「すいませーん。注文お願いします。」

なんだ


うまくいえねーけど


純平の放つこの空気はなに?


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