
S×強気で恋になる
第42章 2人での買い物
「似合うな。それもいいな。次これだ。これ着ろ。」
「・・・。」
何着試着させる気だよ・・・
早く帰りてぇ
「そーいやさ、お前ここのブランドの服多いよな。好きなの?」
あー・・・女がな
女が好きで、この高い服ばっか贈ってきたんだよ
んなこと言ったら殺される
「別に・・・」
「似合ってるからいーけどさ、いつも着回してるお前のスーツいくらよ?高すぎるぞ、サラリーマン」
「・・・うっせ。ほら、これ。」
シャーっとカーテンがあく
「似合うな。、さ、全部買うか。」
「!!!いらねーよ!このワイシャツと、このベルトだけでいいから、本当に真一、お願い。」
買ってやったろ、とか言われそーだし
毎日着ないと怒られそう
そーゆー不安要素増やしたくねぇ!!
「つまんねーやつだな。わかったよ。ほら、カード。買ってこい。」
っ、これあれだろ!!
レジ前でバイブマックスにする気だろ!!
くそやろ、どこまで人を陥れる気だ
「押すなよ、絶対に!約束しろ!!」
「なんの?何を押して欲しくないの?」
も、こいつー!!
「わかってるだろ!!この・・・あれだよ!!」
「どれかさっぱりだな。店員見てるぞ?すいません。これとこれ、ください。あ、こいつが払います。カードで一括で。」
そう言って、俺たちのところに店員を呼ぶ。
「かしこまりました。少々お待ちください。」
「ちょ!!ふざけんなよ!!・・っ、く、ごめ・・んっく」
「何がごめんなの?偉そうに言って?それとも俺に反抗して?」
「っん・・・どっち・・も・・!!っはぁ、はぁ、んっ・・・ーーー。」
っくそ、
これじゃ、こいつの言いなり・・・
こいつの隣居心地いいのに
こーゆーことすっから
嫌いになる。
俺はどーしたら、こーゆーことされなくなるんだろ。岡崎はどーしたら喜ぶのか、も、わかんねぇ。
俺ばっかじゃん。
「あ、俺が払います。カードこれで、はい。」
んだよ、てめーが払うのかよ・・・
ん?
なんか、ケツの中ドロッとした
!!!
熱っ
なにこれ!!!
