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S×強気で恋になる

第76章 粉雪


歯磨きをしに洗面所に行くと
トイレしたのか
純平がフラフラっと洗面所にやってきた

特に会話はないけど
なんとなく目を合わせてから
歯磨きをする

俺が先に終わって
口をゆすいで

タオルで口を拭く頃
純平も横で口をゆすいでいた


・・・当たり前って感じだな

家族みたいなもんか?


そう思いながら
スタスタ歩くと
純平もクールに黙ってついてきた

寝室に入ると
純平が着替えるのかトレーナーを脱ぐ


細っこいのに薄い筋肉がついていて
色素の薄い身体で綺麗な身体は
俺を興奮させるのに充分だった



人に触られるのが嫌だった頃もあったな
そう思いながら
ベットに寝転び純平の後ろ姿を見る


着替え終わったのか
俺の熱視線に気づかずに
純平はベットに腰掛け

なに?と首をかしげた

「・・・ヤる?ヤられる?寝る?」
「・・・・・寝るだろ」
「・・・質問を変えようか。ヤる?ヤられる?」
「2択?!それどっちも同じじゃねーの?!」
「そうか?じゃあ、シンプルに。ヤらせろ」
「はぁ?!っ、ちょ、俺からも質問!」

そう必死に言うと、
ただのケダモノになりかけてた真一が不服そうに俺から離れた

「質問しろよ、早く」
「えっ、と・・・寝る?か、・・・」
「寝るか?ヤるか?後者だな。決定。」
「はぁ?!まだ寝るのとあと一個質問残ってる、から!」
「思いつかなかったくせに。っーか、焦らすなよ俺を」

そう言いながら、雄のフェロモン全開で
チロチロと好き勝手に俺の性感帯を舐めだす

それに翻弄されつつ
必死に快楽を抑え込むのに

俺の雄は貞操帯の中で
爆発しそうだった

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