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S×強気で恋になる

第70章 出張大波乱!

真一が電話してる様子をじっと見ていると
視線に気づいたのか話しながら
真一が戻ってくる


エロいことされる!!!

そう思って咄嗟に立ち上がると
真一が不思議そうな顔をした

「なんで逃げんの?・・・ほら、藤間。話す?」
「え、いいよ、話すことないし・・・」

そう言うと、スピーカーフォンだったのか受話器から大笑いが聞こえた

「あはははは、純平、お前ひでーよ、それ」
「ちょ、真一・・・!!」
「なに?すぐ甘える。」
「もしもし?聞いてんの?純平さ、帰ってきたら和也頼むよ。寝込んじゃって。俺と岡崎出かけるからさ、いい?」

「え・・・あー、うん」

どーゆーことだ?
疑問に思いながら、うやむやな返事をすると
岡崎が俺から携帯をとる

「じゃ、俺こっから向かうから。あとでな。あぁ。」

ピッと電話を切ると
真一が俺の肩を持った

「純平。一人で先帰ってろ。」
「・・・・藤間と用事?」
「和也寝込んでるって、見てやれ。」
「なぁ、藤間と和也の秘密ってなに?結局教えてもらってない」
「拗ねんな。後で、俺の好きなようにヤらせてくれんだろ?そんとき教えてあげる」

そう言って、ホテルのカードキーを俺に真一が渡す
そして、ヒラヒラと手を振りながら
去ってく真一を俺は思わず呼び止めていた

「ま、・・・待って・・・」
「・・・なに?」
「キ・・・キス・・・・キスしよ・・・・・!!」
「エロいね、お前。でもやだ。やってあげねー」
「・・・他の奴とヤる・・・からだろ・・・?!」
「はぁ?!何言ってんかさっぱり。つーか、なにそれ嫉妬?俺様に嫉妬してんの?」

そうふざけてみるものの、
胸中は穏やかじゃなかった

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