
?…好き…?
第7章 手術…
家族で過ごした後、彼女の為のケーキを焼く。
勿論家族の分もだ。
まぁ、ケーキと言っても、パウンド型で簡単に作ったもので、大層なものではないが、二種類焼いた。
ほどよい時間だ。
多分、昼間から行ってしまっても、面会時間終了まで、何時間も、居続けてしまうだろう。
5時、6時に着くくらいで、丁度いい、そう思っていた。
見舞いに出掛けた。
大きな大学病院だ。
来たことは何度かあるが、やはり広い。
彼女の病室まで、少し迷ってしまった。
病室では夕飯時だった。
「遅かったじゃないっ」
「確かに、ちと迷ったけど、そんなに遅くもねぇだろ、せっかく見舞い来たのに、文句言うなよ(笑)ハイ、コレ、出来立てでホカホカだよ」
「ちょっと待ってネ、もうすぐご飯食べ終わるから、そしたら、一服しに行こっ」
「俺、何処に居たらいい?」
「そこに居てよ、ほら、あのイス持って来てさ」
「なんか場違いな感じだけど、いいのかな?」
「大丈夫よぉ」
とは言うが、やはり病室、6床が当然全部女性の部屋…
しかも、夕食時…
何か気まずい。
が、久しぶりに見た眼鏡の彼女。
パジャマ、と言うより、ホームウェアーと言うべきか、今まで見たことのない姿。
入院2日目の今日、明日がいよいよ、手術日…
どこまで切るか分からない手術。
もしもの時、彼女は、もう俺と会いたくなくなるのかもしれない…
今は…
ずっと…
彼女を見ていたい…
そう思ってしまう…
彼女が食事を終えた。
さて一服かと思いきや、
「さっそく、食べちゃお」
俺の作ったケーキを、ムシャムシャと食べだした。
「いつまで待たすんじゃいっ?」
そう言ったが、美味しそうに食べてくれる彼女の顔を見て、嬉しかった。
「それじゃ、行きましょ」
喫煙所へ向かう。
正面入口より下の階で、ましてや時間が時間だ、人気が少ない。
多分、彼女からだったと思う、手を繋いだ…
「いいのか?こんなとこで…?」
「ダイジョブでしょっ」
入院前にニギニギしなかったからかな…?と思った。
喫煙所に入った。
彼女は話し出すと、結構お喋りだ。
すぐに時間が過ぎていった…
勿論家族の分もだ。
まぁ、ケーキと言っても、パウンド型で簡単に作ったもので、大層なものではないが、二種類焼いた。
ほどよい時間だ。
多分、昼間から行ってしまっても、面会時間終了まで、何時間も、居続けてしまうだろう。
5時、6時に着くくらいで、丁度いい、そう思っていた。
見舞いに出掛けた。
大きな大学病院だ。
来たことは何度かあるが、やはり広い。
彼女の病室まで、少し迷ってしまった。
病室では夕飯時だった。
「遅かったじゃないっ」
「確かに、ちと迷ったけど、そんなに遅くもねぇだろ、せっかく見舞い来たのに、文句言うなよ(笑)ハイ、コレ、出来立てでホカホカだよ」
「ちょっと待ってネ、もうすぐご飯食べ終わるから、そしたら、一服しに行こっ」
「俺、何処に居たらいい?」
「そこに居てよ、ほら、あのイス持って来てさ」
「なんか場違いな感じだけど、いいのかな?」
「大丈夫よぉ」
とは言うが、やはり病室、6床が当然全部女性の部屋…
しかも、夕食時…
何か気まずい。
が、久しぶりに見た眼鏡の彼女。
パジャマ、と言うより、ホームウェアーと言うべきか、今まで見たことのない姿。
入院2日目の今日、明日がいよいよ、手術日…
どこまで切るか分からない手術。
もしもの時、彼女は、もう俺と会いたくなくなるのかもしれない…
今は…
ずっと…
彼女を見ていたい…
そう思ってしまう…
彼女が食事を終えた。
さて一服かと思いきや、
「さっそく、食べちゃお」
俺の作ったケーキを、ムシャムシャと食べだした。
「いつまで待たすんじゃいっ?」
そう言ったが、美味しそうに食べてくれる彼女の顔を見て、嬉しかった。
「それじゃ、行きましょ」
喫煙所へ向かう。
正面入口より下の階で、ましてや時間が時間だ、人気が少ない。
多分、彼女からだったと思う、手を繋いだ…
「いいのか?こんなとこで…?」
「ダイジョブでしょっ」
入院前にニギニギしなかったからかな…?と思った。
喫煙所に入った。
彼女は話し出すと、結構お喋りだ。
すぐに時間が過ぎていった…
