テキストサイズ

小心者の恋事情。

第7章 己の気持ち。

『レモンバジルとごま…』

まだ乾ききってない髪をでかいクリップでとめて、

独り言いいながら料理する。

夜中だと思わせないほど明るい照明は、栞菜自身の天真爛漫な性格の象徴みたいで、眩しいくらい。


『できたぜ!』

「おー。さんきゅ。」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ