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第3章 一年前



民江はハッと我に帰ったのか、



「も…申し訳ありません。」


と言っては何事もなかったかのようにキッチンへ行き作業へ戻った。



「………」



私は何も言えずにいたが、"これ以上自分を追い詰めてどうするのですか。"って一体……



私が自分の幻聴や幻覚ではないと思い、原因を突き詰めていること?


それとも……



何?



何とか全て食事を食べ終わり、薬を飲んだ。



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