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『ママ』

第3章 あれ?

用事が済み家に帰ると真はお昼寝をしていて、主人はなんだか疲れていた…。


『ただいま。どうだった?』


『ショッピングセンターに連れていったけど…どこが楽しそうなの?』


『えっ?真喜ばなかった?』


『二階で遊ばせようと抱っこして階段をのぼったら凄く泣くわ、叫ぶわ、暴れるわだったんだけど。』

『階段…!?』


このとき私の頭の中に初めて


(真は自閉症なのでは…?)

と疑いを持ったが…主人には言えなかった…。

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