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それでも、私は生きてきた

第62章 母の望み

小田さん家族の元に戻り、
半年間お世話になった。

風俗に戻ることは無く、
内心ホッとしていた。


家族のようで他人の空間。

小田さん家族には感謝を感じつつも、
常に
何かがさみしかった。


親子関係、家族関係…


自分自身が、
家族の中で過ごして居た記憶と重ねながら
「家族」「家庭」「親子」とゆう姿を
眺めていた。


家族って、
なんだろう。

家庭って、
なんだろう。

親子って…
なんだろう…。




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