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暗い少女は明るい少女?

第48章 大学の友人、相沢さんの秘密

「柊一。おい、柊一!」

誰かが僕の名前を呼び、揺さぶった。
だんだん意識がハッキリし、僕は目を開けた。

「柊一、大丈夫か?」

僕を抱えていたのは純だった。

「純、助けに来てくれたのは嬉しいけど…お前…遅いぞ。」

「遅いって…」

僕は立ち上がったがすぐにふらついた。
純が僕を急いで支えてくれた。

「無傷とはいかなかったみたい。もう少し早く来て欲しかったけど、ありがとな。助けに来てくれて。」

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