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暗い少女は明るい少女?

第48章 大学の友人、相沢さんの秘密

僕は床に散乱している手帳以外の荷物を肩掛けカバンにしまうと助けを呼ぼうとスマホを見た。

「…う、嘘だろう。」

スマホの画面には「圏外」という2つの文字。
自分でどうにかするしかない。
僕は窓に駆け寄った。
少し危険だが2階ぐらいの高さなら飛び降りることが出来ると考えた。
しかし、この部屋は2階以上の階にあり、足場が無かった。
これじゃあ、降りることも出来ない。

お手上げである。

その時、ドアが開いた。

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