テキストサイズ

暗い少女は明るい少女?

第48章 大学の友人、相沢さんの秘密

「うっ…!」

目が覚めた。
手を動かそうとしたが動かない。
周りを見回し自分の置かれた状況を理解する。

「なるほどね。」

僕はベットに両手をくくりつけられ、寝かされている状態だ。
すぐ側の床を見てハッとした。 

僕の肩掛け鞄…。

中身が散乱していた。
スマホ、財布、小説、iPod、ペン…
1つだけ無いものがあった。

手帳だ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ