テキストサイズ

暗い少女は明るい少女?

第48章 大学の友人、相沢さんの秘密

「柊一、あれ相沢さんじゃない?」

「僕もそう思った。行こう。」

僕は灰音と一緒に商店街の入り口まで来た。

「もう、放っておいてよ!大学生にまでなって絡むなんて止めてよ。」

相沢さんのキツい声が響く。

「大学生になったあ?クソ女のままじゃねえか。」

見ていられなくなった灰音が口を開いた。

「アホらしい。あなたより相沢さんの方がよっぽど大人だわ。」

「なに?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ