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暗い少女は明るい少女?

第39章 雪色旅行

あれ?

「灰音、あの水瓶の女の子の絵じゃないんだ。」

「えっ?」

「だってじっと見つめていたから。」

「気になったの。好きとはまた別。」

好きではなくても惹かれる不思議な魅力がある絵と言うものがある。
そんなことを学んだ展覧会だった。

ホテルに帰るとみんなで男子組の部屋に集まっていた。

「灰音、柊一とどこに行って来たの?」

「柊一、灰音とデートか?」

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