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海蛍

第17章 君の覚悟と・・・

――――え・・・?


い・・今・・・



ううん。

そんなワケがない。

ハルが私の名前を呼・・

「蛍」


私の思考を遮るようにもう1度



私の耳にちゃんと届くようにハルが私の事を

“蛍”

と呼んでギュッと抱き締めた。



嘘・・。








ずっと・・・







ずっと・・・・








ずっと願ってた事が






今、叶・・った?


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