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海蛍

第17章 君の覚悟と・・・

さっきまで悲しくて泣きそうだった私だったのに、瞬時にドキドキMAX状態の私に変身!


天と地ほどの心臓の変化でなんだか・・


思考停止しそう!!


私はササッと簡単に着替えを済ませ
ドアノブを握り

『はぁ・・・・よしっ!』

と深く1回深呼吸し無駄な気合を入れてハルの居るリビングへ・・。




『あっと・・お待たせ』


なんて照れ笑いしながらハルに手を振ってみた。


「お・・おう」

てハルも手を上げるけど


1つ屋根の下でする事じゃないだろうって2人でクスクス笑いが出る。


すると


何だか可笑しくてずっと笑いが止まらなかった私の頬をハルが優しく撫でて


今までにない優しい声で私の事を

私の目をしっかり見つめたまま



「蛍」


と呼んだ。。

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