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海蛍

第17章 君の覚悟と・・・

結局、終始無言のまま家に到着。


あれだけ楽しくて幸せだった時間が嘘のように


あれだけ心がずっとドキドキしてたのが嘘のように

今は静かで・・

静か過ぎて・・・寂しい。


寂し過ぎて・・・悲しい。


悲し過ぎて・・・辛い。








『あ・・あの、今日は付き合ってくれてありがとう!ちょっと着替えてくるね』


ハルに今出来る精一杯の笑顔を向け寝室に入ろうとした時


「待って!」

とハルが私の腕を掴んだ。

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