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海蛍

第17章 君の覚悟と・・・

「ん?どした?」


なんて私の視線に気付いて優しく微笑みながら私の目線まで頭を下げてくれる。


『べ・・別に!!』


“ハルに見とれてました”


なんて言えるワケないし!


はははは!

と笑って誤魔化す私に

“そっか。”とまた目を細めて笑って再び花火に視線を戻す。


その笑顔にドキドキの私


でも


もうすぐこの時間も終わってしまうという寂しさの私



両者が私の心で暴れ過ぎて・・・苦しい。

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