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いいから早く俺のものになれよ

第1章 入学、そして

あごをつけたまま
目だけで見上げる。

「た、高橋君だよね!?
 アド交換しようよぉ~」

めんどくさいタイプだ。

「ああ、
 適当に打って登録しといて。」

携帯を渡す。

向こうは少し困ったみたいだ。

うーん
よく見るとかわいい。

化粧濃いすぎだけど。

胸も・・・

そこそこあるかな?

Cカップにパットつけて
Dカップに見えるってくらいだな。

俺の携帯に必死に
自分のアドを打ち込む
女を見て思った。

「はい、
 登録しといたから!
 メール送って!」

「ふぁーい」

そのまま携帯を閉じようとする。

「ちょっと、
 今送ってよ!
 あたしが、
 わかんないままじゃない!」

う~めんどい。

空メールで送る。

「あ、来た来た!
 ありがとねー」

女は去っていく。

と同時に
担任と思われる
教師が入ってきた。

美人じゃん!

年は30代半ばってとこかな?

「入学式があるので
 体育館に行きましょう。」

みんなが移動し始める。

遅れて俺もついていく。

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