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FREE BIRD

第39章 背徳の上の想い

「美穂さん」


不意に呼ばれて見せた爽やか笑顔。


この笑顔にドキッとする。


この笑顔を何度でも見たいと思う。


「ボート乗らない?」


公園の池のほとりを歩いていた私達。


楽しそうにボートに乗っているカップルがいた。


楽しそう…


「ええ、乗りたい」


私は元気に応えた。



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