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ふしだらと言わないで

第5章 慰み者の娘 2

 誰もいない部屋
 祐也は肩に手を置く

 緊張して顔を赤らめた私の唇を祐也が奪っていく

 そっとしたキス
 頬に触れる手
 耳を撫でて見つめ合う

 照れくさくて視線を逸らすと
 乱暴なのに甘いキスを…



「んっ…!?…っ…///」



 情緒のあるキス
 それだけで濡れてくる

 顔が逸らせない
 体だけ求める感じじゃない所とか
 どことなくおじ様と似てる…



「今だけ俺を好きになってよ」
「そ、そんな…///」
「俺も双葉を好きになるから」
「んっ…ちゅ…ん…///」



 舌を出して絡めるやり取り

 切なくなった体に
 着物の隙間から手が忍び込む

 下着のない和装など
 手を入れるだけで胸を触れる



「だ、だめ…///」
「だめじゃないよ」



 キスの雨が降る
 体を愛されながら脱がされる

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