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いつか…

第7章 :それでも







"きっと龍は私から離れる…"

"それなら忘れよう"

そうして自分をすてるようになった

タバコをまた吸いだした

龍からくるメールも見ないときもあった

一人でいられなくて

いろんな人と電話してメールして…

きっとこんなことでもしてないと

私は今いなかったと思う



警察では

「レイプとしては届は出せなくて
未成年者に性的なことしたら…」

なんだかよくわからないけど

未成年に性的なことしたら捕まるらしい

それで届を出すことになった

それから何度も何度も警察に行って

レイプの話をした

携帯にきていたSMSの番号も話した

現場に警察と行ったりもした

半月後…

私の話した番号から相手が割り出されて

A4の紙二枚にのせた

12人ぐらいの顔写真を見せられた

けど

いなくて…

警察にその事を伝えると

「ちゃんと思い出して!!」

そう言われた

思い出したくなくても…

嫌でも思い出す…

結局いなくて…

相手から聞いた電話番号は

メモして親に渡した

私は親が警察に渡していると思ってた








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