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お姉ちゃん、一緒にアソボ?

第3章 play 2

「もぉ~!冗談だよっ」

クスクスと笑いながら言う凜は、
完全に真優をバカにしているようにしか見えない。

はぁ~…

収まらない凜の笑いを横目で恨めしそうに見つつ、
心の中で真優は溜め息を吐く。

私だって解ってるもん。

いくら告白と言えど、三歳児…

そんなの、告白のうちに入るかどーか…

でっでも!
だからと言って、それをバカにされるのも腹が立つ!

あーあっ。

せめて悠真君が帰って来てくれたらなぁー…

悠真君…今だと…

…小…4、かな?

ん~…まだ信用性には欠ける年頃だけど、三歳よりは信じれるだろう。

て言っても、まだ“好き"なんて言われても困るだけか…

そこまで考えて、真優はふと思う。

悠真君…元気かな?

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