テキストサイズ

君のため。

第131章 魔法。

彼が学生時代、
自分の進退をかけたサッカーの試合。
負けたら辞めることを宣言。
その中で彼は奇跡のロングシュートを決めて試合に勝ったって。

「その時の感じと同じだから、
僕らは絶対、一緒になれる」

「僕は魔法が使えるんだよ」



…大の大人がなに言ってるの?

…でもそんなこと言うから、
私にだけ魔法がかかったまま…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ