テキストサイズ

笑顔の空。

第4章 束縛 -そくばく-

「だ、大丈夫です…!」


嫌、近寄らないで…!


「…あのさぁ、絡司クンだっけ?あんた何なの?まずさ、人の女呼び捨てにすんなよ、あ?」

優輝さんが絡司君に近づく

「…俺の女だぁ?何言ってんのお前。美歌は永遠に僕のモノなんだけど?」

「ああ?何ふざけたことぬかしてんだよ!美歌は俺の女だっつってんだろ!」

絡司さんが、怖い

「あぁ、まぁ今のうちはそうみたいだね」

優輝さんの後ろに隠れた私を見て絡司君は呟いた。

「でもまたすぐ、美味しそうに俺のしゃぶってた時代に戻るよ。」


頭の中が真っ白になった

そんなこと、したの?

わたし。

優輝さんも固まってる

ニヤニヤと笑う絡司君が

心底気持ち悪かった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ