
姫と騎士と吸血鬼
第6章 会談→条約
「アスタ様は勘違いされています」
勘違い?
「お兄様は何もしては御座いません」
言い切るのには何がある
「あの死体は
外の国の者です」
外の国…
「外の国は何処か…
『CRUNNC』です」
↑(クランク)
『CRUNNC』とは
通常 太陽の国
『SIRRUT』
の隣国であり、対立しあっている
太陽の国と呼ばれる理由…
それは『SIRRUT』が氷の国と呼ばれるのと同じ
実際は分からない
だが一つ分かる事がある
それは
『CRUNNC』の姫君は
毎日の様に笑っているから
そして、住民皆も楽しく過ごしている
『SIRRUT』とは真逆の国
