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彼・彼女の言い分

第6章 キスの理由


話しながら…先生と歩き…
目的地を探した…


「高木クンは…好きって気がついたら…迷わないように…しなよ…」


「天野先生…?」


どーした…
結構…深刻な顔になった…

迷ってるのか…先生は…



「…迷って…なやんで…立ち止まって…進めなくなる…怖くなる…」


「・・・・・」


怖くなる…か…




〇〇通りまで来て…
…何気なく通りを一本奥に入ってみた…


「あっ!高木クン…あのカフェじゃない?緑が多くて…いい…雰囲気…」



足場やに店の前に行く…先生の足が…止まった…



「天野先生?……」



道沿いの窓辺に…男性と…





水上…?





男性の隣で…笑いながら…コーヒーを飲んでいる…



男性も…年上…


なんじゃ?誰だよ…



年上の男性と!!!


何で!!!おしゃれなカフェで!!!

お茶してんだよ!!!


は〜?意味わからん!!!


二人とも!!!かっこいいし!!!


俺と隣に要るより!!!!!!



絵になってますけど!!!




何だよ!!!イライラする!!!






「あ…天野先生…俺…やっぱり帰ります。用事思い出して…」



イライラが!!!治まらん!!!


「えっ…あ…そう…?俺も…」



先生も店に入らず…〇〇通りに戻った…




天野先生と〇〇通りで別れ…





俺は…家に帰った…





「誰だよ!!!」


イライラは…
つねに…あった…










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