
彼・彼女の言い分
第3章 複雑な理由
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ふぁ〜眠い…
曇っているせいか…
瞼が重い…
『春…おはようございます。眠そうですね…』
「あ…水上…おはよう。
今日も…美形だな…」
たまにこんな事を言えるように…なりました…
慣れって怖いですね〜
『ありがとう、春。
春もカッコイイですよ。』
あぅ〜やめて…朝から…
まだ…慣れないモノもあります!
『春?……放課後…華道部に一緒に行ってもらっていいですか?』
「今日も配達か?…別に…用事はないしな…いいよ」
水上の顔が明るくなった…
花の量も多いし、バケツの水も重いから…女の子一人では…大変だろう…
たまには手伝ってやるか…
