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夢の虹

第1章 席替え


「心愛っ!心配しなくとも、愛しの流星君とは一緒になれると思うよっ!」

「なっ…愛しのだなんて…」


そんな恥ずかしいこと…


「そんな恥ずかしいこと大声で言うじゃねぇよ」


後ろから声が聞こえた。

振り返るとそこには私の…彼氏。

流星―仲里流星がいた。


「恥ずかしいだなんて…嬉しいくせに」


そう小百合が言うと、流星は顔を背ける。

耳が若干赤い。

流星…照れてるんだ…

私がもっと照れちゃうじゃん!


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