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朝になるまえに

第7章 サイシュウ物語

「ねえ蒼人、最後のお願い聞いて?」
「いいよ、いってごらん。」
「朝になるまで,,,一緒にいて。」
すると蒼人は、
「ああ,,,わかった。」
嬉かった。蒼人がいなくなるのは
嫌だけど、ただただ嬉かった。
特に話をするわけでもなく、
ただ二人共ならんで座っていた。
母さんからの電話はなりっぱなし。
だから電源も切った。
3時頃になり、蒼人が口を開いた。
「後、三時間しかいれないね,,,」
私も続いて、
「そうだね,,,蒼人に
触れれたらいいのに」
「僕も触れたいよ,,,」
そっからはいろんな話をした。
ただ笑顔でバイバイしたから,,,
永遠と話続けた。

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