
兄と首輪
第7章 妹とホテル
「・・・・アヤ・・・
俺は…アヤに沢山謝らないといけないんだ…」
腕の中のアヤが…コクン…と
頷いた…
「・・・ホントは・・アヤとのキス・・初めてじゃ・・・ない・・・・」
『////!』
アヤがビックリして顔を上げた…
『な…いつ…覚えてない』
「…アヤが…失神…してる時・・・・・・つい・・・」
『////バ…カ////』
腕の中に顔を埋めて…照れてるアヤ…
「・・・・ゴメンな・・」
「・・・・俺は…ずるい…人間なんだよ…
俺は…父さんの告白の後…どうしても…自分の欲望が…
押さえられなくなったんだ…」
俺は…アヤの頭に軽く口づけした・・・・
「俺は…アヤが俺を兄と意識しているうちに…
いじめて…欲しかったんだ…
兄をいじめる妹…に…興奮する…変態…だから…
だから…アヤを・・・・
利用した・・・・・
父さんがアヤに告知をしてしまったら…
アヤは…俺を…
兄ではなく…男として…
みてしまう…可能性が…
あったから・・・・」
