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真っ赤な家庭

第3章 取調室



元々夫人が家をあまり出ないのと従業員の入れ替わりが激しいのが、重なって見つかりにくくなっていた。



中村は一般と変わらず取調を受けていた。


周りはそれに対してヒヤヒヤしていたが、松本も時期キャリア候補の為何も言えなかった。



松本はそれを知っていた。





挙げ足をとるのが得意のようだ。


何せ刑事だからな。


刑事の鏡というより、ワーカーホリックだ。


身内をも容赦なく疑う。


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