テキストサイズ

真っ赤な家庭

第3章 取調室



何を聞いても変な受け語耐えしかしない。





やはり、精神鑑定を狙っているのだろうか…





「もしかしたら、アンタ誰かをかばっているのか?」



「庇う相手もいませんよ。」



「あんた、弟がいるだろ、近所の人が言い争っているの聞いてるんだ。」



「聞き間違えではないのですか?
弟なんて、いませんよ。」




今まで以上に笑みを浮かべていた。


加代子はその日以来黙秘してしまった。


絶対に何かある。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ