
真っ赤な家庭
第3章 取調室
遺体は関節部分から綺麗に切断され、もう既に血を洗い流されて、手足の指紋は抉り取られていた。
水切り袋が無いだけで、手口は加代子のときと全く同じだった。
遺体は女性で臓器の一部"子宮と卵巣"が抜き取られていた。
遺体の胃の中に飲み込めるぐらいの小さく丸めたメモが入っていて、
広げると
"陰陽"
と書いてあった。
まとめると…
生きている間にメモを飲ませ、切断され、指紋を抉り臓器を取り、綺麗に洗われて処分所にばらまかれた。
手の込んだ犯行だ。
加代子の殺しを真似たコピーキャットなのか、
それとも加代子は本当に夫を殺したのだろうか?
いずれにしても女1人では無理な犯行だし、殺害現場は血の海になったはず。
ある程度空間に広さが無いと出来ない。
