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背中デ愛ヲ、囁キナサイ

第3章 朝陽ヲ浴ビテ


 “顔が見えない?”

 そんなこと、今の僕にはもう、どうでもいいことなんだ。

 朝焼けの見える、今この時に、君が確かに僕の腕の中にいる。

 それだけでいいって思えるよ。


「まゆみ、 愛してる」


 ね、聞こえるでしょ?

 僕の囁きが……









〔第3章 朝陽ヲ浴ビテ 了〕



『背中デ愛ヲ、囁キナサイ』

 おわり

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