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甘いキスを永遠に

第78章 危うい二人

「麻実ちゃん、なんか変えた?」


「えっ?」


ようやく麻実が振り向いた。


「いつもと違う香りがする」


「ボディクリーム変えた」


「ふうん」


「嫌い?」


「いや、でも前の方がいい。違う人みたいだ」


「ごめん、戻すよ…」


麻実はまた背を向けた。

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