テキストサイズ

甘いキスを永遠に

第66章 仲直りMake love

「元哉!元哉!寝坊だよ!早く起きて」


うつ伏せで寝ている元哉を揺らした。


「…んんっ…麻実…」


寝ぼけて座っている私の腰に手を回した。


「んっもう!起きて!」


私は元哉の大きな背中を思い切り叩いた。


「いてえっ」


「寝坊だってば」


ようやく元哉も目を覚ましガバッと起き上がった。


自分達の姿を見てお互いちょっと照れくさくなって笑った。


いや、笑ってる場合じゃない!


お互い慌てて服を着て階段をバタバタ降りた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ