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甘いキスを永遠に

第90章 楽園の愛

白く明ける新しい朝の光とさざ波に交じる鳥の囀りで私は夢から覚めた。


ここは何処?


キョロキョロと部屋を見渡した。


まだ夢の中?


私はうつぶせで寝ているいつもの元哉の寝顔で現実だと思い知らされる。


元哉と出逢って私達はそれからずっと一緒に朝を迎えてる。


何千回とこの元哉の寝顔を見ている。


そしてとても愛しく思う。


毎日欠かさず思う。


そして私は堪らなくなりキスをする。

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