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第15章 別れと出会い



変に詮索されるのも 嫌だったせいか、洋介とは当分会わないことにした。


変な不安が過った。







もしかしたら、洋介は私に渡す前に箱の中身を見ているのではないか…
見ていたとしても、二枚目の"公にならない金"は洋介にとっても不利な筈だ。



洋介は遺産相続で当分日本にいるだろう。


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