
私のガーディアン
第20章 海、そして葛城先輩からの知らせ
『大丈夫です』
「大丈夫じゃないから言ってんだよ!
あいつは危険なんだ
咲良に危険なマネはさせられない」
そんな事言われても
絶対に無理
「ダメだと言ったらダメなんだ!
これ以上…“俺の大切な人”が
苦しむのは、観たくない」
大切な人…
葛城先輩は誰の事を言っているの?
「じゃあ…咲良のケータイでメールを送って、返信を葛城先輩が受けとれば、いいじゃないですか」
由紀がフォローしてくれた
「…それならいいか…」
納得した!?
いいの?それで
『分かりました
では、今日の夜10時
私の部屋まで来てくれますか?』
「分かった
ごちそうさまでした。」
葛城先輩は食事を終え、自分の部屋に戻って行った
私も朝食を終え
由紀と一緒に部屋に戻って行った
