
私のガーディアン
第20章 海、そして葛城先輩からの知らせ
晶斗さんはそう言って
「はぁーい、会長そこまで」
葛城先輩を離してくれた
「内海~今からなのに…」
葛城先輩は肩を落とした
『ハァハァハァ』
少しの間、息が出来なくなった
「昨日会長ってば
烏龍茶で酔ったみたいでね」
烏龍茶で!?
烏龍茶って、アルコール入ってたっけ?
「会長ってば、さっき咲良を攻めてたんですよ
激しいのやったり」
「はぁっ?俺が?」
状況が分かっていない葛城先輩
「本当です。
ウソをついた所で僕には何のメリットもないですもん」
端から観れば、葛城先輩より晶斗さんの方が先輩に見える(笑)
