
喘ぎ声レッスン*SS追加中*
第26章 覚悟と決意
最悪だ…。
顔が熱い。
優の顔が見られない。
沈黙が凄く…かなり痛い。
ああ、神様のバカ!
あたし何言ってんだよ!
「ぷっ…はははっ、ふっ」
心の中で葛藤していると
いきなり優は笑い出した。
あたし変な事言ったっけ?
今絶対笑う所じゃなかった筈だけど…。
「さっきから表情変わりすぎでしょ…。
入った時はあんなに真面目な顔だったのにさ。泣きそうな顔したり、怒った顔したり…。
しかも『覚悟してね』って…っ」
一言で表すなら「大爆笑」だ。
優はやっぱり変わってないなぁ。
「そ、そんなに笑う!?」
「ふっははっ」
腹を抱えて笑ってる。
それに見惚れているあたしは、『やっぱり優が好きなんだなぁ』と改めて思った。
