
喘ぎ声レッスン*SS追加中*
第15章 それは幸せの〝声〟
「あっ…」
服は簡単に脱がされてしまい、いつの間にか下着姿になっていた。
優もスーツを投げ捨て、ワイシャツも脱いで上半身裸だ。
「ゆぅ…」
「ん、何?」
突然名前を呼ばれて驚く優が、凄く愛しい。
「あたしを、選んでくれて…ありがとぅっ…、
あたし…、優が…大好き…っ」
何故か涙が溢れてくる。
うれし涙って本当に流れるんだ。
涙もろさに呆れてしまうのだろうか?
…幻滅されちゃうかな。
「俺こそ、選んでくれてありがとう…
その、今日中に言いたかったんだけど…」
優はあたしから降りて、脱ぎ捨てたスーツからあるモノを取り出した。
