
喘ぎ声レッスン*SS追加中*
第13章 この先、何があろうと
「下の様子。
防犯カメラで丸見えだったよ」
「なっ・・・!?」
さっき、あたし達
抱き合ってたよね?
そ、その様子を…見られてた!?
最悪だ…。
落ち込むあたしを見てニヤニヤしているお父さんは、きっと優と同じようにSな部分があるのだろう。
「うぅ…」
「でもそれを見て確信した。
キミはちゃんと息子を
見てくれてるんだね」
その柔らかい笑みに、
ほほえみ返す。
「良かった。
…キミに任せるよ。
俺はもう長く生きる事が出来ないから、優を頼むよ。
それと、これ」
あたしに小さな箱を渡す。
