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第7章 芽生えた感情と嫉妬


「冷めないうちに、どうぞ」

「あ、いただきます」



オレはレスポールを高藤さんに返す。



「後で少し音出してみる?」

「え、いいんすか?」

「ヘッドホンすれば大丈夫だから」

「やった」



オレはウキウキしながら、紅茶を飲む。



あったかい…
ホッとする…



若干緊張がほぐれたような気がした。
チラッと高藤さんの方を見る。
普通に紅茶を飲んでるだけなのに、その姿はかっこいい。



これだけイケメンだと、彼女の一人や二人はいるんだろうな…
この部屋に何人の女性を連れ込んだんだろう……って、オレには関係ねーし!





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