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「そんなわけで、いつの間にか隠し撮りされてたっぽい俺と先生の一日をご覧ください」

「そんな説明でいいの？」

「いいんじゃないですか」

「瑞希も偉くなったもんだよね」

「先生には適いませんけど」

「ふうん」

「何笑ってるんですか」

「一度くらいは下剋上やりたかったんじゃないの？」

「どういう意味ですか？」

「瑞希がタ」

「わーわーわーわー！」

「くく……」

「ありえませんっていったじゃないですか」

「へえ？」

「ていうか……先生ってちょいちょい受け宣言ていうか挑発ていうかしてきますけど……経験……」

「なに？　もっと大きい声で言って」

「えと……」

「ん？」

「ナンデモ……ナイデス」

「はははっ。変わらないねえ、そういうとこは」

「先生も相変わらずですけど」

「ここ放送室じゃないよ」

「えっ。でしたね。では、挨拶はこのへんで」

「あと、タイトルは響きだけで内容に影響しておりません」

「先生のセリフを説明に使うな！！」

「まあ、そうだし」

「う……俺は好きですけどね」