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【オカルト雑談番外編】みんなの百物語

『夏はやっぱり怪談でしょ!』

……と言うことで性懲りもなく立ち上げてしまいました★
丁度、100コメ書き込めると言うことで、百物語。

創作怪談、古典怪談、ネットで拾った怪談、人から聞いた怪談……怪異についてでしたら、なんでも結構です。
心霊現象に纏わる話でしたら、感動的なお話でもOK♪
但し、「人間が一番怖いよね~」的なお話は趣旨が違うのでご遠慮下さい。

アナタがご存知のとっておきの「怪談」「不思議な体験談」「怖い都市伝説」を投下して下さい。

【ご注意】
※お話は出来るだけ500文字以内にまとめて下さい。
※誹謗中傷のコメントはご遠慮ください。
※ジャンルは「雑談」ですが、雑談スレではありません。
※なるべくネタ被りはしないよう、前のコメントをご確認の上、書き込みをお願い致します。
※必要であれば雑談スレはご自由に立ちあげて下さい。

100話集まったら終了です。
さてさて、夏が終わるまでに100話集まるのでしょうか?
32 うっかりは命取り

ギオンショウジャノ鐘ノ声
ショギョウムジョウノ響キあリ

芳一のかき鳴らす巧みな琵琶の旋律と切ない語りは高貴な者の気に入り、芳一は毎夜、御殿にて慰めの語りをせよとの命を受ける……しかし、高貴な者と見たは、亡者に落ちた者達。
このままでは芳一の命が危ないと、案じた寺の和尚は芳一の体に念仏を書き、亡者を避ける策を打つ。

芳一よ、今宵は誰が来ても決して返事をしてはなりません。身動き一つしてはなりません。もし、これを破れば、お前はたちまち八つ裂きにされてしまうでしょう。
そう言い付けて、和尚は出掛けてしまいました。

残された芳一は一人、寺で座禅を組んでおりました。そんな芳一の耳に、亡者の声が響きます。

「ほーいち。芳一!迎えに来たぞ!居らぬのか?」

芳一は、息をする事も止めて、じっと動かないでおりました。

「ほーいち。居らぬのか?お前を連れて帰らねば、御前に叱られてしまうよ!」

言うと亡者は芳一の耳に口を近づけ言いました。
「返事が無いなら、お前の耳だけ連れて行くとしよう」
亡者は芳一の耳を引き千切りました。

無念、耳だけ念仏を書き忘れられていたのです。

33 【バイクツーリング】


二人の大学生、AさんとBさんが夏休みを利用して、バイクツーリングに出掛けたんだ。

途中、山越えの道があり、食堂で夕食をとった後、出かけることにした。店のおばさんの話では、くねった道が多いからバイクでも山越えは時間がかかるという。

しかも、二つ目の山に12時以降に入った場合、人がいても話しかけてはいけないと教えてくれた。

二人はバイクに乗って出発。しかし、道は長くガソリンの量も心配になった。

すると、ライトに照らされた先に大きな荷物を持ったお婆さんがいた。

Aさんは、この先にガソリンスタンドがあるかどうかを聞きにいった。

だが、すぐにUターンして、こっちに走り戻ってきた。

「おい、逃げよう」
突然、こう言って元の道を走っていった。


Bさんは、意味がわからず、こちらに歩いてくるお婆さんを見た。

 心臓が、冷たいなにかに掴まれたような恐怖を感じた。

お婆さんが持っていたのは、生首で、その首はAさんそのものだった。


その後、Aさんは事故にあい、首の骨を折ったそうです。



34 【エレベーターの少女】


知人が住んでいるマンションのエレベーターには、夜9時5分から9時50分の間には、誰も乗らないんだそうだ。その時間、乗り降りする時、別のエレベーターを使うそうだ。

その時間に乗ると、女の子の笑い声が聞こえて、やがて、「痛いよ……痛いよ……」と聞こえるらしい。

しかも奥に鏡が貼ってあって、振り向くと血に濡れた少女の姿が写し出されるんだそうだ。

まだ、このマンションが出来て間もないとき、小学1年の少女が、下の自動販売機にジュースを買いに行った時、エレベーター内で、何者かに殺害されたらしい。

そして、約45分の間、エレベーターの中に放置されていたという。

知人がその時間に乗ってみたらしいが、 エレベーターがきしむ音が声みたいに聞こえたのかな? と、思ったそうだ。

鏡に向かって写真を撮っても何も写らず、そのまま帰ったら、奥さんに……





「その女の子、だれ?」


と、言われたそうだ。


ついてきちゃったんだねぇ〜♪(ノ´∇`)ノ

35 【高架下のトンネル】

都市伝説っぽい話です。

周りがレンガで積まれてる造りの短いトンネルが、大阪市内にありましてね。そこ、まあまあ低いんですよ。

ジャイアント馬場を直立のまま通したら、頭皮が間違いなく、すりおろされるくらいに低い。

ただ、夜中に自転車で通ると間違いなく、なにかにつまずくのか、ガクンとなるんだ。別に段差があるわけでもなし、道がガタガタしたりもしていない。

たまに自転車が動かなくなって、無理矢理引っ張ってやっと通れたとか。

で、誰かが、そこを通ってガクンとった時、ライトでその場所を照らしたらしいんだ。


人の手首が転がってたそうなんだ。


それを、自転車でひいたから、ガクンとなるわけで……。


つまり、自転車が動かなくなったってのは、それがタイヤを掴んでいたのかも?


てか、そんなところに出現するから、自転車でひかれるんだろが!!


誰か、バイクで通ったれ!!


36
「寝言に返事をしてはいけない」っていう話を聞いたことのある方は多いと思います。その理由はなぜか。

まず、なぜ「寝言を言うのか」ということから話さなくてはいけません。人が寝言を言っている時は、その人の近くに霊が寄ってきていて、寝ている人と会話をしているんだそうです。

なので、その会話を邪魔するような「返事」を生きている人間がしてしまうと、「会話」をしていた霊が怒ってしまうんだそうです。だから「寝言に返事をしてはいけない」ということらしいです。

となりに寝ている人が寝言を言っていたら要注意です。そばには霊が……。
37 【昨日……】


店のおばちゃん、オバァ2が、昨日見たっていう話。


昼間すぎに、百貨店に行く途中、青いシャツに短パンをはいた、30代くらいの人が歩道で倒れていて、数人の人が囲むように見ていたんだと。


で、中年男性の方が「いま、救急車呼んだから」と声をかけているが、目を閉じて仰向けになったまま。


中年男性のお連れの方と思われる女性が、日傘で影をつくってあげてる後ろに、倒れてる人とまったく同じ男性が、立っていて、倒れてる男性を覗きこんでたんだそうだ。着ている物も同じで、双子かなとも思ったそうだ。

救急車が来て、救急隊員の人が処置をはじめると、立っていたその人は、スッとどこかに行ったんだそうだ。


すると、倒れていた人が目を覚まして、頭を押さえながら、起き上がったという。



まさか、ザッたっち?



幽体離脱?
38 【災難ですね】

男3人で山道をのんびりツーリングしてたんだ。
そしたら小屋みたいなのがあって、Aが少し寝かせろと言った。
俺とBは周りの景色を見てたんだけど、黒い雲が出てきたからすぐに出発しようと小屋に戻った。でもAは爆睡してて起きる気配がない。仕方ないのでそこで雨宿りする事にした。

Bと談笑してると傘をさした夫婦が入ってきた。
Bが「こんにちは、災難ですね」と話かけると旦那さんが「ええ、ほんとに」と答えた。
俺とBが話をしている間、その夫婦は黙ったまま、ずっと寝てるAの方を見てた。

大きい雷がどこかに落ちて俺とBがビクッとすると、突然Aがむくっと起き上がった。
いつのまにか夫婦の姿がない。

A「もう大丈夫、感じない。寝てたらヤバそうなの2匹入って来る気配がして起きた。ずっと見られてたから寝たふりしてた」

B「おれ話しかけちゃったよ」

A「災難ですね、だろ。奴は『ええ、ほんとに』と答えたよな。あれ、お前の事を言ってたんだよ」

Bがビビってると、

A「大丈夫、俺いつもこんな体験するから寝た振りしながら俺たちに憑かないよう念送ってたw」

Aの職業が坊主でほんとよかった…。
39 【鏡】


ホラー映画でも鏡って必需品ですよね。


初めて聞いた話で、事実かどうなのか、わからないけど、大きな鏡を4枚用意して、前後左右、囲むように立てて、中に1人座って、30分から1時間ほど、そのままにしておくそうだ。


すると、どこか一方から、自分とは別の人物が、鏡の奥から一歩ずつ、こちらに向かってくるそうです。

この実験をした、ほとんどの人が、その存在を見付けて逃げ出してしまうそうです。


いったい、なにが出てくるんでしょう?


40 【4】

まあ、都市伝説なんですが、結構有名な話ですので、知ってる方は知ってる話。

1986年、大人気だったアイドル歌手Yが、飛び降り自殺されたんですよ。それに関して不運の数字とされる「4」が彼女に、やたらとまとわりついているのだ。

その歌手Yは、スター誕生「46」回大会に優勝した。その時、指名されたレコード会社が「4」社。それをきっかけに、デビューしたのが、「1984年4月21日」。
当時のプロフィールで身長155cm体重「44kg」「B84W58H84」

歌手としてテレビ出演した日が、デビュー前の「4月14日」。

恋人として噂されていた俳優の年齢が当時「42歳」

事務所の寮から引っ越したのが、「4月4日」。しかも、マンションの部屋が「402号室」。

自殺をする前日には映画の試写会で「ロッキー4」を見ている。

1986年、飛び降り自殺をした場所が、事務所のサンミュージックで、その住所が「四谷四丁目 」

ちなみに自殺したのが、引っ越した「4日後」の「4月8日」。遺体は「四谷警察署」が回収した。

偶然なのか、運命なのか?
探せば、まだあるかも知れない。
41 坐る女

霊感の強い方と一緒にいると霊が見えるようになる…と聞きます。

霊感のお仕事でご活躍されている、ある方にお会いした時の事。
その方から、オカルトに関する興味深いお話しを伺い、霊視の作法なども伺いました。

霊感は誰にでも備わっている物というのがその方のお考えで、誰でもコツさえつかめば霊視は可能であるとその方はおっしゃいます。
そんな話を聞けばやってみたくなるのが人の心。
好奇心が働いた私は、その日、さっそく自分の部屋を霊視してみる事にしました。

正直、半信半疑でしたし、遊び感覚でやってみたので霊が見えるなんてことは全然期待していなかった私ですが、教えられた通りやってみると…見えました。

疲れていた私は、洗濯物を取り込んでも直ぐにたたまず床の上に積んで置いていたのですが、その洗濯物の山の上に、赤い服を着た髪の長い女が正座して座っているのが一瞬見えたのです。
彼女は凄く俯いていて顔は見えませんでした。
彼女を見たのは、ある方にお会いした、その日の一瞬だけですが、彼女を見てから始まった耳鳴りは数日、部屋の中で鳴り響きました。

この話、信じるか信じないかはアナタ次第です。

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