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【リレー小説】ルイーダの酒場
《ドラクエの世界でみんなで冒険しよう!》
ドラクエの世界観でオリジナル二次創作をリレー小説で書いてみませんか?
ドラクエの世界観なら、どんな物語でもOKです。
ただしドラクエの世界を楽しむためにも脱線しすぎにはご注意ください。
《ルール》
*ドラクエ好きなら、誰でも参加OK
*初めましてなどの挨拶はなし
*基本は三人称(場合によっては一人称もあり)
*前の人の文章を読んで話を繋げる
*順番は決まってないので、被った場合は先に書いた人の文章を優先する。またはうまいこと繋げる。
まずは物語に登場させるキャラを作成してください。雑談スレを作りますので、そちらにキャラ設定をなるべく詳しく書いてください。(キャラの特徴や背景など)
ドラクエ好きだけど文章苦手で~うる覚えで~…という方でも大丈夫。一行のみの参加でもOKです。とにかく繋げてドラクエストーリーを楽しもう!
ルイーダの酒場で待ってるよ(*^ω^)ノ
1
「ああっ、ちくしょう……この俺がまさか捕まるとはな……」
アリアハンの城の牢屋で、一人愚痴をこぼす男がいた。
男の名はムト。盗賊だ。
みすぼらしい布の服を着て、顔が見えないようにフードを被っている。
「ていうか盗賊の鍵を手に入れたのに、まさか偽物だったとは……」
自分を騙した商人が憎い。
やっぱり他人は信用できない。
その時、牢屋の扉が開いたかと思うと、兵士が入ってきた。
「王様からのご命令だ。ルイーダの酒場で仲間を増やし、勇者様を探してこい」
「はあ?」
突然の命令に眉間にシワを寄せるムト。
「なんだよ、それ……意味わかんねぇ。なんで俺が勇者を探さなきゃならねーんだよ」
どうやら話を簡単に纏めると、昔この世を支配していた大魔王が復活したらしい。大魔王を倒すには勇者の力が必要だと。
しかし勇者はどこにいるかわからない。だから誰でもいいからとにかく勇者を見つけ出し、城に連れてきて欲しいとのことだった。
アリアハンの城の牢屋で、一人愚痴をこぼす男がいた。
男の名はムト。盗賊だ。
みすぼらしい布の服を着て、顔が見えないようにフードを被っている。
「ていうか盗賊の鍵を手に入れたのに、まさか偽物だったとは……」
自分を騙した商人が憎い。
やっぱり他人は信用できない。
その時、牢屋の扉が開いたかと思うと、兵士が入ってきた。
「王様からのご命令だ。ルイーダの酒場で仲間を増やし、勇者様を探してこい」
「はあ?」
突然の命令に眉間にシワを寄せるムト。
「なんだよ、それ……意味わかんねぇ。なんで俺が勇者を探さなきゃならねーんだよ」
どうやら話を簡単に纏めると、昔この世を支配していた大魔王が復活したらしい。大魔王を倒すには勇者の力が必要だと。
しかし勇者はどこにいるかわからない。だから誰でもいいからとにかく勇者を見つけ出し、城に連れてきて欲しいとのことだった。
2
「もし勇者を見つけ出せることができたら、お前の罪はチャラにしてやるとのことだ」
「……くそっ」
こうしてムトは渋々、ルイーダの酒場に向かった。
「あら、いらっしゃい。ここは旅人たちが仲間を求めて集まる、出会いと別れの酒場よ」
ムトを出迎えてくれたのは、胸元が見えるセクシーな受付嬢ルイーダだった。
少々、目のやり場に困る。
「仲間が欲しい」
そう伝えると、
「どんな方を希望かしら?」
と言われ悩んでいると、後ろから声をかけられた。
「……くそっ」
こうしてムトは渋々、ルイーダの酒場に向かった。
「あら、いらっしゃい。ここは旅人たちが仲間を求めて集まる、出会いと別れの酒場よ」
ムトを出迎えてくれたのは、胸元が見えるセクシーな受付嬢ルイーダだった。
少々、目のやり場に困る。
「仲間が欲しい」
そう伝えると、
「どんな方を希望かしら?」
と言われ悩んでいると、後ろから声をかけられた。
3
「すいません、そこの若者」
ムトは声をかけられ、自分かなと振り返る。
声をかけたのは、白い髭をたくわえた腰の曲がったおじいさんだ。
「はい、俺になにか……」
「ちょっと、教会まで背中を押してくれんかのう……」
「…………」
「…………」
「あの、いまこちらの女性の方と話を……」
「ちょっと、教会まで背中を押してくれんかのう」
なぜか村人の話は二度目から同じことしか言わない。
このままではラチがあかないので、ムトは背中を押して、教会まで連れていくことにした。
老人は、ずいぶんと信心深いようで、毎日教会にお祈りするのが日課だという。名前を聞けば「トム」というそうだ。なんとなく似ていると思った。
教会につくと、トムじいさんは、お礼に10Gくれた。
ムトは声をかけられ、自分かなと振り返る。
声をかけたのは、白い髭をたくわえた腰の曲がったおじいさんだ。
「はい、俺になにか……」
「ちょっと、教会まで背中を押してくれんかのう……」
「…………」
「…………」
「あの、いまこちらの女性の方と話を……」
「ちょっと、教会まで背中を押してくれんかのう」
なぜか村人の話は二度目から同じことしか言わない。
このままではラチがあかないので、ムトは背中を押して、教会まで連れていくことにした。
老人は、ずいぶんと信心深いようで、毎日教会にお祈りするのが日課だという。名前を聞けば「トム」というそうだ。なんとなく似ていると思った。
教会につくと、トムじいさんは、お礼に10Gくれた。
4
ムトはゴールドを手のひらでチャラチャラ鳴らすと、
「いや、鋼の剣を狙ってる俺としたら、はした金なんだよなぁ……でも、せっかくくれたんだし、有り難くいただくか」
悪びれてみるが、実際は嬉しかった。
「あの、すいません、そこの若者」
また後ろから声がした。
振り返ると、自分と年齢が近そうな男性だった。
「俺になにかよう?」と聞くと、「あの、マジック見てくれない?」と男は笑顔で返した。
「マジック?」
「ああ、これから1Gを両手のどちらかに入れますから、どっちに入れたか当てて下さい。誤魔化しがきかないように、僕の鋼の剣でゴールドに傷をつけます」
「は、鋼の剣!」ムトがいま一番欲しいものだ。
ムトはごくりと唾を飲み「まった兄さん、それを当てたら、その鋼の剣を俺にくれよ」といった。男はゴールドをピンとはじくと、「OK、もし君がはずしたら、君がもらった10G、いただきますが」
「いいだろ、やるよ」
男はゴールドを左手に握り、そのまま両手を前に出した。
「さあ、どっちにあるでしょう」
バカにしてるのか?
ムトはそう思うと、鋼の剣はいただいたとばかり、左手を指差した。
「いや、鋼の剣を狙ってる俺としたら、はした金なんだよなぁ……でも、せっかくくれたんだし、有り難くいただくか」
悪びれてみるが、実際は嬉しかった。
「あの、すいません、そこの若者」
また後ろから声がした。
振り返ると、自分と年齢が近そうな男性だった。
「俺になにかよう?」と聞くと、「あの、マジック見てくれない?」と男は笑顔で返した。
「マジック?」
「ああ、これから1Gを両手のどちらかに入れますから、どっちに入れたか当てて下さい。誤魔化しがきかないように、僕の鋼の剣でゴールドに傷をつけます」
「は、鋼の剣!」ムトがいま一番欲しいものだ。
ムトはごくりと唾を飲み「まった兄さん、それを当てたら、その鋼の剣を俺にくれよ」といった。男はゴールドをピンとはじくと、「OK、もし君がはずしたら、君がもらった10G、いただきますが」
「いいだろ、やるよ」
男はゴールドを左手に握り、そのまま両手を前に出した。
「さあ、どっちにあるでしょう」
バカにしてるのか?
ムトはそう思うと、鋼の剣はいただいたとばかり、左手を指差した。
5
「……ホントにいいのか?」
男は再度、ムトに問いかける。
「いいに決まってるだろ」
早くしろよと、ムトは若干イラつく。
「じゃあ……開くぞ」
「あぁ」
結果は目に見えている。……ハズなのに、何故か男は、ニヤリと不敵な笑みを浮かべると、
ムトの前で、ゆっくりと左手を開いた。
「……ホントにいいのか?」
男は再度、ムトに問いかける。
「いいに決まってるだろ」
早くしろよと、ムトは若干イラつく。
「じゃあ……開くぞ」
「あぁ」
結果は目に見えている。……ハズなのに、何故か男は、ニヤリと不敵な笑みを浮かべると、
ムトの前で、ゆっくりと左手を開いた。
6
「なっ……!!」
そこにあったのは、なんと小さなメダルだった。
そこにあったのは、なんと小さなメダルだった。
7
パームは得意げに、「これは、俺の勝ちですね」と笑みを浮かべる。
「いやいやいや、あったのは正解だろ!」
「だけど、ゴールドはありませんでした」
「どこいったんだよ」
「こちらです」と、パームは頭を触ると、そこから傷のついたゴールドが出て来た。
「っ!」
ムトは鳥山明風ではなく、尾田栄一郎風に口を開けて驚いた。
パームは小さなメダルをムトに渡し、「これで、ルイーダの酒場の場所を教えてくれよ」と言った。
「あ、結局は俺が得するんだ……」
「いやいやいや、あったのは正解だろ!」
「だけど、ゴールドはありませんでした」
「どこいったんだよ」
「こちらです」と、パームは頭を触ると、そこから傷のついたゴールドが出て来た。
「っ!」
ムトは鳥山明風ではなく、尾田栄一郎風に口を開けて驚いた。
パームは小さなメダルをムトに渡し、「これで、ルイーダの酒場の場所を教えてくれよ」と言った。
「あ、結局は俺が得するんだ……」
8
何だかんだで得をしたムトは、
パームを連れて、ルイーダの酒場へと戻った。
何だかんだで得をしたムトは、
パームを連れて、ルイーダの酒場へと戻った。
9
「ほら、ここがルイーダの酒場だ」
「ありがとうございます」
「はあっ……俺は今から勇者を探すために仲間を集めなきゃなんねーんだ。マジックを見せたいなら、そこにいる姉ちゃんに見てもらいな」
ムトはバニーの格好をしている女性を指差した。
「ありがとうございます」
「はあっ……俺は今から勇者を探すために仲間を集めなきゃなんねーんだ。マジックを見せたいなら、そこにいる姉ちゃんに見てもらいな」
ムトはバニーの格好をしている女性を指差した。
10
♪〰️〰️〰️〰️💀
冒険の書が消えました。
ここまで進んだのにーっ!!
あ、復活の呪文があった。
とむそ うやう らゆうか
しよう げんぶ いがいの
みなさ まもご さんかく
ださい ぺぺぺ ぺぺぺぺ
ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺ
あ、やっと戻った。
よかったぁ……
パームは教会から出ると、一人の若者に声をかけ、挨拶代わりにマジックを見せ、きっかけをつくった上で、ルイーダの酒場まで連れていってもらった。
冒険の書が消えました。
ここまで進んだのにーっ!!
あ、復活の呪文があった。
とむそ うやう らゆうか
しよう げんぶ いがいの
みなさ まもご さんかく
ださい ぺぺぺ ぺぺぺぺ
ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺ
あ、やっと戻った。
よかったぁ……
パームは教会から出ると、一人の若者に声をかけ、挨拶代わりにマジックを見せ、きっかけをつくった上で、ルイーダの酒場まで連れていってもらった。
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