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壁一枚

第45章 告白と失恋



美緒「…司君」

司「美緒、入れるよ」

美緒「…っ」


体が重ねられ
美緒は強く目を閉じた
目を閉じた瞬間
美緒の目からは一粒の涙が流れ司の頬を
濡らした


美緒「…」


目を閉じ
下半身への衝撃を待ったが
いくら待っても司が美緒に挿入する事は
なかった


美緒「…!?」

司「…どうして」

美緒「司君…泣いてるの?」

司「どうして…どうして俺じゃダメなん
だよ…」

美緒「…」


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